博報堂DYホールディングスは、グループ事業会社の博報堂、大広、読売広告社、博報堂DYメディアパートナーズとともに、グループの事業構造転換に向けた施策として、グループ5社の社員による公募型ビジネスアイデア募集・育成プログラム「AD+VENTURE(アド+ベンチャー)」の活動を開始する。
同社のグループは、「中期経営計画」で掲げた「次世代型の統合マーケティング・ソリューション」の実践に向けて、事業構造の転換を図ることが必須の課題としており、事業構造転換の実践のためには、既存のビジネス領域/ビジネスモデルにとどまらない新たなビジネス創造を通じたグループ全体のイノベーション風土の活性化が急務として、今回のグループ横断型制度の設置に至ったとしている。
この制度は、社員公募の中から選定されたビジネスアイデアに対して、グループ横断での事業開発・サポート体制やノウハウ、資金の提供を行い、その事業化を支援するもの。
公募期間は9月30日までで、公募期間終了後、「AD+VENTUREガイド」による一次審査・二次審査を行い、二次審査通過チームは、運用体制を構築しテストマーケティングを行い、事業性を評価。12ヶ月間を目処としたテストマーケティングの結果、事業化に相応しいと判断した案件は、内容に最も適したグループ内事業会社に移管し、運用していく。
(全文は2010/8/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)