TOKYO FMは、V—Lowマルチメディア放送について「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」会員社と様々な実証実験を実施しているが、O2O2O(オフラインtoオンラインtoオフライン)の実証実験を開始する。
今回実施する実験はタブレット端末を用いて、V—Lowマルチメディア放送番組内で流れるCMをトリガーにして、聴取者を在庫のある店舗へストレスなく誘導するもので、この方式では、番組を受信するアプリと商品在庫を検索するアプリ「ショッピッ!」を連動するための情報を新しく定義し放送波で送る仕組みを導入している。
2つのアプリ間でこの仕組みに対応することにより、聴取者は興味を持ったCMの商品名を入力する必要がなくなり、タップするだけでその商品情報を検索したり、在庫のある店舗を見つけることができるようになる。また、この方式を用いて、放送を起点として購入された商品を実測するための実証実験も行う。
なお、この実証実験は12日・13日に福岡地域で実施し、実証実験の成果は10月1日から5日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2013」の同社のブースで発表する。