博報堂はデジタル領域を含めた統合マーケティング提案力を強化するため、全社員向けデジタル人材育成プログラム「博報堂デジタルスクール」を26日から開講する。
同社はこれまで、マス・マーケティングとリレーションシップ・マーケティングを統合する「統合マーケティングソリューション」事業の拡大を図ってきたが、さらに次世代型統合ソリューションを実践していくためには、核となるデジタルマーケティング全体を設計できる人材の育成が急務と考えている。そこで、7月から、デジタル領域の基礎力強化から、高度な統合プロデュース力までを習得させるプログラムを配した「博報堂デジタルスクール」を開講することにしたもの。
スクール内容は、講義形式の基礎力養成から実践的なトレーニングプログラム、デジタルビジネス創造を視野に入れたワークショップなど、多岐にわたるとしている。スクールの運用期間は2年間とし、デジタルマーケティングプロデューサーを約1200名育成する予定。さらに、新入社員から現場担当部門長までの全社員を対象に、デジタル基礎力とデジタルビジネス推進力向上カリキュラムも同時に行う。
(全文は2010/7/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)