TBSラジオの入江清彦社長はじめ幹部は、20日の記者会見で現況と今後の対応などにつき要旨次のように語った。
▽入江清彦社長=役員を含む人事を発令した。
今週月曜から聴取率調査中。前回は0・2ポイントアップ、これを更に向上させたい。セッツインが気になるが、テーマは7%に近づけること。
東京と周辺の千葉、神奈川、埼玉エリアのラジオ10社と日本フランチャイズチェーン協会で、災害時帰宅困難者にラジオ情報提供する協定を締結した。地震以外の災害や停電の予想もあり地域に根ざした安心、安全のための情報を伝える責任もある。
番組関連では"大沢悠里"が2月28日に7千回を迎える。WBCは東京ラウンドを全て中継、"春サカス"では小林悠、爆笑問題番組を公開生放送する。「こども音楽コンクール」の授賞式、記念演奏会を行う。事業は中村勘九郎、WAHAHA本舗公演。
第3四半期はタイム、スポットとも堅調だったが、1月は伸び悩み、3月も不透明で気を引き締めていく。通期はナイターの影響があり厳しく、利益ベースでは前期比70%か、よくて70%半ば。
▽浅井敬取締役営業統括局長=1月はタイム93・2%、スポット92・8%で2月のタイムは90%前半か。3月はWBCとプロ野球開幕戦があり、そこでまとめて、金曜ナイターで積み上げたい。ネットスポットはよい引き合い"大沢悠里"の7千回関連ではクロコダイルの長財布を販売する。
▽橋本賢一取締役=V―Lowはアンケートがまとまり、それを踏まえてラジオ委員会で方向性を出すべく作業中。
▽古川博志編成業務局長=レーティング中だが、普段ラジオに出演しない人の起用、ワイドでの徹底討論など内容を充実させている。