J-WAVEの斎藤日出夫社長は4日に要旨次のような年頭挨拶を行った。
一、2013年、25周年のアニバーサリーイヤーがスタートした。「Creating The New Standard」の始まりだ。また、Heart to Heartの気持ちは今年も決して忘れてはならない。ここからどんなスタンダードが生まれるか楽しみだが、とにかく25周年を成功させよう。
一、正月早々だが、当社は危機であることを認識したいと思う。今年度上期は対前年同期比100%を割り、下期もここまでのところ極めて厳しい状況にある。いろいろな方策でこれを打開しなければならない。
一、打開の方策は、社長として考え実行していくが、皆さんにも実行していただきたいことがある。我々はブランド力のあるいい放送局をつくった。次はもっといい会社をつくること。いい会社とは「やりがいのある仕事ができる会社」だ。当社の良さは「やらされ感」でなく、一人ひとりが「やってる感」で動いていたはずだ。上から言われるのではなく、下や外から意見を立ち上げ、それを大きなものとして当社の方針とした。社員一人ひとりがまず自分で考えること。アイディアを出すことだ。「やらされ感」ではなく「やってる感」を自分で創ることだ。
一、今年はこういう気持ちをもっと強く持ってもらった上で、自分で考えていることや、アイディアをどんどん上に提案してほしいと思う。みんなでJ?WAVEの利益になることを考えていこう。
一、「物事を決断する勇気」、「人任せにせず行動するやる気」、「それらをやり遂げる元気」と笑顔をお願いする。総務局、営業局、編成局、放送技術局のすべてのスタッフの感性と経験と熱意を結集して、とても厳しいシーンが予想されるであろう2013年を元気に乗り切っていきたいと思う。