TBSテレビとベトナムのベトナムテレビジョン(VTV)は14日、日越国交40周年記念ドラマを共同制作することで合意したことを発表した。
同時に両社は、ニュース報道における友好協力協定を結び、調印式を行った。
VTVは、国営放送として地上波放送、ケーブルテレビなどを展開し、ベトナム全国をカバーする唯一のテレビ局。
2013年は、日本とベトナムとの間で、1973年9月21日に外交関係を樹立してから40周年にあたり、TBSテレビの石原俊爾社長とVTVのチャン・ビン・ミン社長が40周年を記念するドラマの共同制作に合意し、14日にベトナム・ハノイで共同プロジェクト契約に調印した。
日本とベトナムとの間でドラマを共同制作するのは初めてで、ドラマの舞台は、日本、ベトナム両国にまたがり、日本人とベトナム人との友情をテーマにしたドラマとなる。来年秋頃に2時間のスペシャルドラマとして両国で放送する予定。
また、同日締結したニュース協定により、両社は必要に応じて互いにニュース素材などの提供を行い、衛星伝送手段や放送設備の使用についても互いに協力し、報道取材を支援していくことで合意した。
なお、TBSテレビは、VTVと連携し、アジアへのコンテンツ発信を一段と強化し、海外事業の拡大を目指すとしている。