ニッポン放送の村山創太郎社長は12日の記者会見で、今年の総括と来年の対応などにつき要旨次のように語った。
▽村山創太郎社長=今年はラジオリスナーを拡大していこうと努力してきた。若者をラジオに向けさせようということでNHKとの「N民」も展開し、継続してやっていく。
個社としては「オールナイトニッポン」の45周年をきっかけとしたイベントを活用して、10、20代を獲得。収益の安定では2期連続の赤字から、上期は増益を達成、今期黒字とするよう努力している。
今期はBS、CSとの闘いの中でのナイターセールスが完売し、様々な特番を発信し話題を提供し収益に貢献した。放送外ではコンサート、ミュージカル、演劇など多くの自主興行を実施。ラジオリビングは年の歴史があり新規商品の開発に取り組んだ、編成的にはブランディングの再構築、声の力を大切にしていく方針を展開し、聴取率をアップ。番組、CMでの連盟賞、ACC、アドバタイジング協会、災害協会での番組、CM,活動部門での評価もいただいた。
また、都市難聴を含めたラジオの在り方ではラジオ委員会を中心に論じ、第4コーナーに入っており今年度中に方向を出していかなければと思うし継続的にやっていく。
radikoのデータはシェア発表されるようになり、