TBSテレビのメディアビジネス局デジタルコンテンツ制作部(土岐啓太部次長)の2012年度上期概況と下期対応は次の通り。
この秋は大型生番組においてリアルタイム視聴促進のための連動デジタル企画を実施。新たなるセカンドスクリーンの取り組みにチャレンジした。
9月29日に放送した「オールスター感謝祭」において、番組ジングルの音声をキャッチするとすごろくが遊べて、ポイントを獲得できる番組連動のスマホ向け無料アプリを配布した。ポイントが貯まるとそれに応じてプレゼント応募ができるもので、音声をキャッチするほどにチャンスが増えるシステム。アプリダウンロード数は約1万7000。単日のアプリダウンロード数としては記録となった。プレゼント応募総数は約8000件。
9月22日に放送した「キングオブコント2012」において、公式裏チャンネル企画を実施。木村祐一、小藪千豊MCによる裏実況と視聴者がコントの得点を予想し、正解者にプレゼントするという内容。Ustreamで配信されている動画を視聴しながら、得点予想をしたりツィートを受け付けたりできる機能をサイト上に構築。視聴者は手許のPCで予想を打ち込むと、自分の予想が正解であったかどうかを即時確認できるようになっている。サイトへの来訪者は延べ約5万人、
10月から深夜番組「女子アナの罰」のスピンオフオリジナルチャンネルがYouTube上でスタート。若手女子アナが様々なチャレンジをし、一番ダメだったアナウンサーに毎回きつい罰が待っているという内容の番組。YouTube上でさらなるオリジナル企画も展開していく。ユアン得るは10月26日にスタートし、開始3週間(11月19日現在)で総動画再生回数160万回を突破し好調なスタートを切った。