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今年の大きなテーマはラジオのデジタル化など=中間決算で収支改善、来年4月は大幅改編−QR三木社長、今年の総括と来年の対応語る
投稿日時: 12/12

 文化放送の三木明博社長は10日の記者会見で今年の総括と来年の対応などにつき要旨次のように語った。
一、今年は東北地区のデジタル化が終わり、デジタル化が完了した。年の初めからラジオのデジタル化が非常に大きな問題となった。
一、大きなテーマは2つ。1つはV?Lowを含めてラジオを今後どのように方向付けていくのか。もう1つは現状のラジオを進歩発展させていくのか。
一、現状の当社個別の問題としては収支の改善ができた。9月中間決算の段階で経常収支は2億60百万円改善している。下期については前年を上回る数字を続けている。おそらくこのままでいけば、経常収支の段階で4億円ぐらいは収支改善ができると思っている。
一、当社の課題克服のための道筋が見えつつあり、さらに大きな収支改善につながるような社内的な組織体制の見直しを行っている。これを来年以降の予算に反映させるべく作業を進めている。
一、一方で、業界全体として、様々なキャンペーン、5社の連携などの取り組みが広がりつつあることは大変良いことだと思っている。
一、もう1つの大きな課題であるV?Lowをはじめとする方向付けは、最終的な意思確認のためのアンケート調査を行った。すでに回答をいただいており、集約と分析を民放連と一緒にやっている。その結果を受けてどのように方向付けをしていくのか、関係各社とさらに詰めなければいけない段階だと思う。
一、編成的な問題は聴取率ということになる。基本的には手応えを感じているが、ここのところ一進一退していることは確かなので、強みのあるところを核にした底辺の拡大を推し進めていくことが課題。
一、聴取率は収益と密接に結びつく要素でもあるので、来年4月の改編は思い切って大改編を行い、我々の方向性をさらに確実なものにしていきたい。番組に対する評価、聴取率は上昇気運になっているが、決定的なものにしていくために、平日の朝と夕方のゾーンを大きく変える。我々にとっては勝負をかけた改編になると思っている。






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