TBSテレビのメディアビジネス局クロスメディア営業部(佐藤功一部長)の2012年度上期概況と下期対応は次の通り。
〈ネット広告〉2012年度上期のネット広告は、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が急ピッチに進み、ユーザーのPC及びフィーチャーフォン離れに伴い、バナー広告が減少している。中でもPCのバナー純広の落ち込みが厳しいため、今期も地上波番組とのデジタル番組連動を中心に取り組んだ。
「E-Girlsが!モンクの叫び」、「オトナの!」などの深夜番組を中心に、広告主のニーズを反映したデジタル番組連動企画を実施。「オトナの!」での本編と番組コーナーを使った番組連動を制作現場と連携し、積極的に取り組んだ結果、前期を上回る売上げと利益をあげた。
また、下期(2013年1月23日予定)に「オトナの!」のイベントとして、「オトナの!音楽フェスティバル」を赤坂Blitzで計画している。
〈「キャンパスTV」〉「キャンパスTV」は今年9月から全国展開へ移行し、現在東京エリアの20大学56面をはじめ、全国計56大学、96面で運営。大学生協東京事業連合の協力のもと、協業の大日本印刷他と新規コンテンツの制作、システムの統合及び広告枠のセールスなどを実施している。
中でも、広告枠のセールスに関しては、従来の広告枠のみのセールスと併せて、大学キャンパスを絡めた新しい複合的なセールス商材を開発し取り組んでいる。ターゲットメディアとして広告主からの関心も高く、今後も同社の他メディアと連携しながら取り組んでいくとしている。