TBSテレビのメディアビジネス局映像事業部(小玉滋彦部長)の2012年度上期概況と下期対応は次の通り。
今年度から映像事業部はメディアビジネス局の1部門となり、これを受けて基盤となるDVD事業、アニメ事業の強化を図るとともに、局内の各部署との連携をさらに深めながらソフトのマルチユースを促進し、相乗効果によるさらなる利益の向上を図るとしている。
映像事業部の上期は映画「SPEC」に連動した特別番組「SPEC?翔?」や「南極大陸」などDVDタイトルのヒット及び昨年度のアニメ映画「けいおん!」のBD/DVDが発売され、記録的な好成績を収めたこともあり、上期で売上高26億6426万円を記録した。
〈DVD事業〉スペシャルドラマ「SPEC?翔?は4月1日放送後、4日にBD/DVDを発売。累計でセル3万3400セット、レンタル1万606セットの大ヒットを記録している。さらに、4月7日には映画「SPEC?天?」公開という実験的かつ機動的販売戦略が功を奏し、大ヒットとなり、連続ドラマのバックオーダーも好調。現在も毎月伸び続けている。
下期に入り連続ドラマ「ATARU」を11月に発売。セル合計1万5400セット、レンタル合計3828セットと記録的な大ヒットになっている。また、バラエティ番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のDVDが11月に発売。セル・レンタルとの出足は好調。