博報堂生活総合研究所はこのほど、11月の「消費意欲指数」と「欲しいモノ・サービス」について調査し結果をまとめた。

「消費意欲指数」は、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの11月の消費意欲は何点ぐらいですか」と質問した結果の指数。「欲しいモノ・サービス」は、「あなたが11月、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか、特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか」と質問した結果。

調査地域は首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏、調査手法はインターネット調査、調査対象は20歳から69歳までの男女1500サンプル、調査時期は10月4日から9日まで。
それによると、11月の消費意欲指数は先月(47・4点)に比べ4・4点増加の51・8点となっている。
男女別の消費意欲指数は、男性は先月(44・4点)比2・7点増加の47・1点で、20代は49・4点(49・0点)、30代は43・9点(43・3点)、40代は43・7点(39・8点)、50代は49・2点(46・0点)、60代は50・5点(45・5点)。女性は先月(50・4点)比6・2点増加の56・6点で、20代は58・1点(54・5点)、30代は58・9点(52・7点)、40代は53・3点(47・3点)、50代は55・3点(50・6点)、60代は57・4点(48・2点)となっている。
また、欲しいモノ・サービスがある人は先月(32・3%)に比べ0・2ポイント増の32・5%となっている。
男女別の欲しいモノ・サービスがある人の割合は、男性は先月比1・9ポイント減の27・6%(欲しいモノ・サービスの個数2・17個)、20代は41・5%(2・35個)、30代は26・3%(1・84個)、40代は22・6%(2・29個)、50代は28・0%(2・38個)、60代は23・3%(2・00個)。女性は先月比2・1ポイント増の37・4%(2・86個)で、20代は49・6%(3・22個)、30代は39・8%(2・98個)、40代は35・8%(2・52個)、50代は26・9%(2・69個)、60代は36・3%(2・80個)となっている。
なお、「欲しいモノ」の数は先月比約20%増の1018個、「欲しいサービス」の数は先月比約25%減の231個となっている。