民放連の井上弘会長は16日の記者会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、「第60回民間放送全国大会」は、60回という記念すべき大会で、約1200名の人に参加していただいた。大変有意義な大会だったと思う。大会の運営も表彰式のプレゼンターは女性アナウンサーで、ソフトな印象があった。
一、iPS細胞関連の報道などでは、再発防止のための取り組みを進めている。民放大会の前日の会員協議会で島田報道委員長から改めて注意の喚起を行った。
一、総務省の「放送コンテンツ流通の促進方策に関する検討会」にはキー5局の社長が入っている。権利処理などのハードルを越え、次の段階に進むために検討していただきたいと思っている。
一、「国際ドラマフェスティバル」でPRのため、来年タイの複数チャンネルで日本のコンテンツを発信していこうと思っている。
一、東京スカイツリーへの送信所移転に関しては、22日に記者会見を行い、具体的なことが発表される。
一、V?Lowマルチメディア放送については、ラジオ委員会で検討しているが、各社の意向調査を実施している。集約には時間がかかる。