BS―TBSと日立製作所は6日、日立音声SNS「talkfield(トークフィールド)」の実用化に向けて、新サービスの創出や事業モデルの開発、市場開拓に関する業務提携を締結した。
「talkfield」は、スマートフォン専用アプリを通じて投稿した音声メッセージをユーザーが共有できるソーシャルサービスで、「〜15秒にあふれる想いを込めて、声で伝えるSNS〜」をコンセプトに日立が開発し、気の合う仲間で作る「コミュニティ」、大切な人と語り合う「プライベート」、みんなに伝える「パブリック」の3つのフィールドを提供する新しいSNS。
第1弾として、今年11月6日から来年1月10日までの約2ヶ月間、スマートフォンユーザーを対象として「talkfield」のトライアルサービスを提供し、音声SNSを用いた新サービスの創出に向けた評価・検証を共同で行う。
また、「talkfield」はHarmonious Cloudセンタから提供するSaaS型のサービスであるため、メディアや社会インフラ関連などの企業や公共分野といった幅広いユーザーのニーズに合わせて柔軟なシステム構成やサービス内容での提供が可能。
今回のトライアルに先行して、10月1日から日立社員、BS―TBS社員を対象としたトライアルを開始し、11月6日からは、既存の参加者からの招待を受けたお友達も参加可能な「友達招待」機能を追加して、トライアルを拡大している。
具体的には、利用中のiPhoneに、日立が提供するiOSアプリをAppStoreからダウンロードすることにより、期間終了までの約2ヶ月間「talkfield」を利用でき、トライアル参加者からの「友達招待」により、誰でも参加することができる。あわせて、期間中、アップフロントエージェンシーの協力を得て、矢口真里のファンクラブにおいて、生の声を伝えファンとの交流をさらに高める取り組みとして「talkfield」を活用する。
了く