博報堂生活総合研究所はこのほど、10月の「消費意欲指数」と「欲しいモノ・サービス」について調査し結果をまとめた。
「消費意欲指数」は、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの10月の消費意欲は何点ぐらいですか」と質問した結果の指数。「欲しいモノ・サービス」は、「あなたが10月、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか、欲しいモノ・サービスとは何ですか」と質問した結果。
調査地域は首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏、調査手法はインターネット調査、調査対象は20歳から69歳までの男女1500サンプル、調査時期は9月6日から10日まで。
それによると、10月の消費意欲指数は先月に比べ4・5点減少の47・4点となっている。
男女別の消費意欲指数は、男性は先月(49・1点)比4・7点減少の44・4点で、20代は49・0点(51・9点)、30代は43・3点(49・7点)、40代は39・8点(44・2点)、50代は46・0点(50・3点)、60代は45・5点(50・4点)。女性は先月(54・9点)比4・5点減少の50・4点で、20代は54・5点(54・3点)、30代は52・7点(56・8点)、40代は47・3点(52・9点)、50代は50・6点(54・4点)、60代は48・2点(55・5点)となっている。
また、欲しいモノ・サービスがある人は先月(26・4%)比5・9ポイント増の32・3%となっている。
男女別の欲しいモノ・サービスのある人の割合は、男性は先月比4・1ポイント増の29・5%(欲しいモノ・サービスの個数2・03個)、20代は40・7%(2・16個)、30代は25・1%(1・84個)、40代は25・0%(2・17個)、50代は28・0%(1・81個)、60代は31・3%(2・10個)。女性は先月比7・8ポイント増の35・3%(2・63個)で、20代は51・3%(2・72個)、30代は35・5%(2・56個)、40代は32・7%(2・49個)、50代は31・5%(2・98個)、60代は29・2%(2・47個)となっている。
なお、「欲しいモノ」の数、「欲しいサービス」の数は平均的なレベルに戻ったとしている。