テレビ東京の島田昌幸社長は2日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、今年の株主総会は、所要時間が去年より少し短い1時間41分、11名18件の質問をいただいた。業績や視聴率に対する厳しいご意見もあったし、「いい番組をやっているわりに、宣伝が上手くない」というご指摘もいただいた。このたび、広報局を新設したので、宣伝を全体的にしっかりやってくれと発破をかけているところだ。
一、今回の株主総会で、最も大事な点としては、ホールディングスの特別決議の承認をいただいたということ。まだこれから、いくつか手続きが残っているが、まずは大きく一歩前進することができた。3社それぞれの総会で承認をいただいたので、10月1日の設立に向けて最後の詰めをしていく。
一、ホールディングス設立の10月改編に向けて、BSがどういう番組を作るか、当社がどういう番組を作るか、どんなコラボレーションをしていくか、この辺が一番重要なところだ。その話し合いも今、精力的に進めているところだ。いくつか目玉を作って、アピールしていきたいと思っている。
(全文は2010/7/7発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)