ニッポン放送はこのほど、木更津送信所に大規模な太陽光発電システム(メガソーラー)を導入することを決めた。
今回導入するメガソーラーの発電電力は約1908MW、推定年間発電量は約2102MWh程度、推定年間CO2削減量は1175tとしている。
また、太陽光発電で得られた電力は、木更津送信所の敷地の有効活用等の観点から「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により、電気事業者に一定の期間・価格で売電、その売電収入は今後同社の収益に貢献する見込み。
同社は、送信所の敷地内に太陽光発電設備を設置することによって放送に影響が生じないよう、計画段階での細部にわたる検討を行い、「影響なし」との結論に至り、導入を決めた。ただし、今後、放送に影響を与えるなど技術的に解決できない問題が発生した場合は計画を変更する可能性もあるとしている。
システム構成は太陽電池モジュール三菱電機製単結晶250W×7634枚1908kW。パワーコンディショナー東芝三菱電機産業システム製500kW×3台。
なお、工事の着工は2013年1月からを予定しており、2013年8月の稼働を目指している。