ラジオ大阪の角野達雄編成局長、藤野浩史編成部長兼報道部長は20日、10月改編について要旨次のように語った。
一、来年7月に開局55周年を迎えるにあたって、それを記念した番組として「司馬遼太郎短篇傑作選」を10月から土曜午後6時から30分番組として放送する。司馬の短篇を朗読するもので、ナビゲーターに竹下景子を起用。TBSラジオにネットするほか、番組販売として東北放送での放送も決まっている。
一、自局の女性アナウンサー3人が「弁天R・シスターズ」というユニットを結成、7月1日にCD「魔法のカガミ」(キングレコード)を発売、大阪市港区の広報大使としても活動をしている。
一、月曜から金曜の午後9時からニュース番組「News Tonightいいおとな」を放送。入社2年目の小川真由アナウンサーをナビゲーターとして起用。定時ニュースの充実を図り、午前7時、正午、午後6時にそれぞれ5分間のニュース、天気予報を放送する。
一、「アンチエイジングステーション」に替わるキャッチフレーズを検討していて、来年4月の改編時に発表したいと考えている。「大人に対するメッセージ」をキーワードに、メインターゲットを50歳代から70歳代の男女に設定。45歳から65歳の感性をイメージして番組作りをしていく。
一、上半期の営業業績は前年をクリアし、最終的には黒字が望めると予想している。