RFラジオ日本の田畑善朗社長は25日の記者会見で経営方針などにつき要旨次のように語った。
一、昭和55年にラジオ関東に入社、62年に日本テレビに移り、営業の渉外部門を中心に仕事をしてきた。24年ぶりにラジオに戻って、この6月の株主総会で社長に就任した。当社を変えていく船頭役になれればと考えている。
一、7月に社内の人事異動を行った。番組を強化しなくてはならないと考え、10月編成は大きな改編を行う。いままでにないような編成にしていくということで43%を変えるような大幅な改編になっている。テレビと違ってラジオはすぐに結果が出るものではないので、早く変えることで実績をあげていきたい。
一、経営計画は短いサイクルで計画を立てて、活力を生み、モチベーションをあげていきたい。
一、ラジオ業界は非常に厳しいものがあるが、上期の売上高は現時点で予算比98%ぐらいにきている。下期に何とか積み上げ100%を達成したい。
一、今年4月から土曜午後9時以降はアイドル路線を進めている。radiko、パソコンを意識しながら、従来の聴取者、若い層の2つのターゲットを狙っていく。
一、来年12月24日に開局55周年を迎えるが、年末から記念企画などを考えていきたい。日本テレビグループとして連携を図りながら、新しいことにチャレンジしていかなければならないと思っている。首都圏の1局として味のある、ちょっと先をいくような局にしていきたい。