毎日放送の柚山康彦ラジオ局長、杉浦徹ラジオ局編成センター長は19日、10月改編について要旨次のように語った。
一、聴取率は連続3冠をとるなど好調。放送収入についてはタイム、スポット合わせて、4月から7月までは前年比100%をキープしたが、8月は93%、9月は100%を切ることが予想され、上半期は99%と予想している。
一、6月に組織改革を行い、編成センターと営業センターとの2本柱にした。その理由は2つあり、1つは防災ラジオとしての役割を担う中で、誰もが取材し動ける体制作りを行うため。もう1つはテレビの報道との連携を図り、兼営局としての特性を発揮するため。
一、自社制作率91・5%、改編率16・0%。夜の帯番組を改編、火曜から金曜の午後5時54分から約4時間のワイド番組「with…夜はラジオと決めてます」を放送する。現在放送している「たね蒔きジャーナル」(月〜金後9・00)は9月28日で終了。この番組の存続を求める署名運動などが行われたが、スタッフ全員は「with…夜はラジオと決めてます」に移行するので、その精神とノウハウは今後も生かされる。
一、金曜午後9時からの「報道するラジオ」では埋もれたニュースを取り上げ、ドキュメンタリー番組へと繋げていければと思っている。