テレビ朝日の早河洋社長は20日の系列24社社長会で要旨次のように挨拶した。
一、開局以来初となった4月クール4冠の際には、系列の皆様からお花や祝電などを頂戴した。このクールでもサッカーW杯最終予選があり、先週も4冠を達成。4月から昨日までの視聴率も全日を除いて3冠という状況。全日もトップとの差が僅か0・1ポイントという数字。この後も期末期首の編成、10月編成、サッカーを含めた大型スポーツイベント等があるので、上期を折り返して、年間、年度の視聴率もいい形になればと思っている。
一、第1四半期の業績については当社も好調な市況を反映して、いい形で終わることができた。その時点では通期の業績予想も上方修正した。系列各局の業績も概ね良好であると報告を受けている。
一、当社の視聴率は2005年に遡ると、この年にプライム2位になって以降、3位・2位を繰り返し、この4月にトップのレベルになった。この間の視聴率の上昇というのは、そのまま基本的には系列局の視聴率に反映し、デジタル投資でお金のかかる中、営業成績全体に私たちとしては貢献できたかなと思っている。今後も気を引き締め、10月改編を成功させ、各局の支援になればと思い、頑張っていきたい。