テレビ大阪の堯部雅夫常務、岩村卓常務、井口佳和編成局長は14日、10月改編について要旨次のように語った。
一、関西地区の8月のHUTはゴールデン帯が61・9%と下げ止まらない状態が続いている。そんな中、我が社は自社制作の「和風総本家」、「やすとものどこいこ?」、「たかじんNOマネー」が好調なこともあって、23週が終わった(9月9日)段階で、ゴールデン4・2%、(前年同期比0・7ポイント増)、プライム4・0%(0・7ポイント増)、全日2・0%(0・2ポイント増)と着実に上がっている。今年9月には開局30周年期間を終え、今回の改編ではそうしたレギュラー番組をより強化、来年4月改編へのトライアル期間とも考えている。改編率はゴールデン31・9%、プライム24・3%、全日16・3%。
一、土曜・日曜の昼と深夜の枠で今後5年、10年を見据えた企画を開発。29日昼に放送の「News&Sportsで、どうなん!」、「大阪再発見バラエティ 八光のじもとモット!」、13日深夜に放送の「ヨクトビラ」などを将来的にはレギュラー化したい。
一、今月25日には「ヤクルト―阪神戦」で3回目のマルチ放送を実施する。これまで2回行ったがデジタル化による一番わかりやすい視聴者へのサービスだと思っている。これから営業面、編成的などで総括していきたい。