ニッポン放送の村山創太郎社長はじめ幹部は12日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽村山創太郎社長=改編のスタンスは、新しいリスナーの開拓、ファンの増殖、プラスαをどう捉えるか、ファンをいかに増やすかであり、それを念頭においてやっているし、10月改編でもそうだ。時代の流れ、流行などを捉えるのがコンセプト。人との共感を暖かく伝えるラジオ、最高のソーシャルメディアとしてコンテンツを発信していく。今回も生はもちろん、ラジオコンテンツ配信のポータルサイトをスタートさせた。「身近で、どんな時もニッポン放送」をキャッチフレーズに、あらゆるリスナーがわくわくする番組を発信していく。改編率はナイター枠を中心に18・8%。
上半期は営業面が健闘し、コストコントロールもあり、売上高、営業利益とも予算達成の見込み。4月〜8月でタイムが目標をクリアしたが、大きなコンテンツであり営業の支えであるナイターをきちんと売り切ったことが要因。また、放送外収入のイベント、自主興行、ラジオリビングが健闘し、予算比でも増収増益の見込みである。
下期営業は現在80数%と前年並みで推移している。
(全文は2012/09/14発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)