読売テレビの小石川伸哉編成局長、山内隆行編成部長兼企画推進部長は12日、10月改編について要旨次のように語った。
一、このところ視聴率は好調で、8月には9年2か月ぶりに月間3冠になった。「す・またん」、「情報ライブ ミヤネ屋」、「かんさい情報ネットten!」といったベルト番組が手堅く数字をあげているのが大きな要因だと考えている。
一、改編率は全日が6・0%、ゴールデンが14・4%、プライムが14・0%。今年4月に比べて小さな改編としてレギュラー番組をさらにブラッシュアップしていきたい。
一、今年10月から来年3月を「プレ55周年」、来年4月から再来年3月までを「55周年期間」として様々な特番を放送。年間視聴率3冠という大命題に向けて10月から取り組んでいく。
一、土曜の昼に「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」、日曜の昼には社内で募集した開局55年記念番組企画などいろいろな内容にチャレンジする「GO!GO!サンデー」という新番組を編成。土・日昼の視聴率を強化する。また、木曜深夜の「木曜ミステリーシアター」は初めての赤川次郎の原作をドラマ化した「毒〈ポアゾン〉」を放送。自社のディレクターをメインに起用して制作力をつけたい。
一、開局記念の第1弾として10月27日には「家族」をテーマにした5時間規模の大型特番を編成。その1週間はレギュラー番組と連動させた「家族ウィーク」として、局の存在感を増していきたい。また、11月18日には12年ぶりに「阪神?巨人OB戦」を開催、後日番組化する。