北海道テレビは中国上海市最大のメディアグループSMG(上海広播電視台)のひとつのICS(上海外国語チャンネル)と今年10月からお互いの番組を相手局で放送する番組交流を行うことになり、日中国交正常化40周年記念事業として認定を受けた。北海道テレビが中国のテレビ局にレギュラー番組をもつのは初めて。
北海道テレビとICSのテレビ交流事業は、北海道テレビは今年10月の日曜午前6時から4回にわたりICS制作のドキュメンタリー番組を放送。一方、ICSは北海道テレビが新たに制作する北海道情報発信番組を10月?12月の日曜午後11時45分から12回にわたり放送する予定。
なお、20日の記者発表には、上海市人民政府新聞弁の陳静渓公室副局長、王欣之公室次長、ICSの王延副チャンネル長、北海道テレビの荻谷忠男会長、樋泉実社長が出席、陳静渓副局長は「お互いを知るためには、メディアの協力が必要。メディアの交流が日中友好の新たな一歩となる」と語り、また、樋泉実社長は「日中両国、北海道と中国の友好、とくに若い世代の交流が深まることを期待している」と語った。
(全文は2012/07/25発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)