総務省は5日午後5時30分から7時30分まで地下2階の講堂で「ラジオとV-Lowの今後に関するシンポジウム」を開催する。
総務省は、ラジオをはじめとした地域情報メディアの将来像について多様な角度から検討を行うため、今年2月から「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」を開催しており、5日に報告書取りまとめのための最終の会合を開催する。シンポジウムは、研究会の最終回に合わせて、報告書の内容を関係者がさらに発展させていく一助とするために開催するもの。
シンポジウムの内容は、内藤正光総務副大臣が開会の挨拶、「新デジタルラジオ」の黎明をテーマに研究会構成員にゲストパネリストを加えてパネルディスカッションを行う。コーディネーターは研究会座長の上滝徹也日本大学芸術学部教授、ゲストパネリストは山北淳道路交通情報通信システムセンター通信放送事業部長、林和義ソニービジネスソリューションバリュー・クリエイション部門渉外業務推進室シニアビジネスプランニングマネージャー、田中正晴日経ニューメディア編集長。
また、総務省地デジチューナー支援実施センター(運営団体=エヌ・ティ・ティ・エムイー)は、平成22年度地上デジタル放送受信機器購入等支援の申込みの受付を4月19日から7月2日まで行っているが、6月28日現在の申込み件数が約22万件であり、本年度の支援実施可能件数(最大約120万件)を下回る見込みとなったことから、支援の申込みを12月28日まで引き続き受け付けることを決めた。
(全文は2010/7/5発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)