フジテレビの豊田皓社長は6日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、4月クールの番組は、ドラマは、月曜9時「鍵のかかった部屋」が視聴率的には良かった。火曜9時「リーガル・ハイ」は新しい層の視聴者を獲得できたと思う。木曜10時「カエルの王女様」は、視聴率的には苦戦したが、多くの方から高評価をいただいた。バラエティは全体的に苦戦が続いている。日曜7時「ほこ×たて」は企画の独創性・独自性があり、家族で楽しめる番組。4月改編でスタートした「ノンストップ!」、「知りたがり!」の帯番組は、まだまだ視聴習慣がついていないが、今度の新体制で報道と情報の連携を強化する。「スーパーニュース」に関しても、新機軸を打ち出していき、国民の興味のあるニュースを伝えていきたい。
一、7月クールは、ドラマに関しては、月曜9時が「リッチマン・プアウーマン」、火曜9時は「息もできない夏」、木曜10時は「木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ」、日曜9時は「ビューティフル・レイン」、土曜23時の"土ドラ"枠第2弾は「主に泣いてます」。バラエティは、今月21日〜22日に「FNS27時間テレビ」を実施。毎年恒例の「お台場合衆国」も始まるので、番組と連動していろいろ仕掛けていきたい。まもなくロンドン五輪だが、その前にサッカー五輪ダブル壮行試合を11日に放送する。
(全文は2012/07/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)