TBSテレビの事業は、国立科学博物館で「インカ帝国展-マチュピチュ『発見100年』」を開催していたが、24日に終了した。会期95日間の総入館者数は45万6484人で、国立科学博物館で過去20年間に開催された文明、考古学をテーマにした展覧会では2番目に多い入館者数となった。この展覧会は、約500年前に現在のペルーを中心に栄えた古代アンデス文明最大にして最後の国家のインカ帝国の全貌に迫る日本初の大型展で、ミイラ、金銀製品、土器、織物など160点を展示、そのほとんどが日本初公開。また、世界遺産マチュピチュを実写とCGで再現した3Dスカイビューシアターを上映した。24日の最終日も多くの入館者が詰めかけ、開館時間を2時間延長し閉幕した。この後、7月6日から仙台市博物館で開催し、2014年2月まで日本各地8会場を巡回する。
(全文は2012/6/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)