radikoは11日、「radiko・jp」の4月の月間ユニークユーザー数が1046万人となり、2010年3月15日のサービス開始以来2年余で1000万人を突破したことを発表した。
同社は、月間ユニークユーザー数が1000万人に至った理由として1.東日本大震災後のラジオに対する生活者意識の高まり2.「radiko・jp」参加放送局の増加と配信地区の拡大3.スマートフォンの普及?などとしている。
一方、聴取ツールのダウンロード数は、ガジェットが約400万ダウンロード、スマートフォンアプリが約500万ダウンロードに達し、平均週間延べ聴取回数は約700万回前後で推移している(6月1日現在)。
こうしたWEB経由、各聴取ツール経由でのラジオ聴取が拡大するにつれて、各放送局では、「radiko・jp」と連動した番組制作の試みが増えている。また、「radiko・jp」画面上から各種SNSへのアクセスを容易にしていることで、パーソナリティとユーザーだけでなく、ユーザー同士にまでコミュニケーションが生まれ、ユーザーの聴取スタイルが、聴く「radiko・jp」から参加して楽しむ「radiko・jp」への変容が始まっていると分析している。
(全文は2012/6/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)