NHKの松本正之会長は7日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、ロンドン大会は、テレビの完全デジタル化後、初めてのオリンピックで、通信との連携機能を生かして、これまで以上に多彩なサービスを展開する。サービスの核となるのは、現地からオンラインで送られてくる公式の競技データで、26競技302種目すべての途中経過と結果をほぼリアルタイムで提供する。データ放送は、オリンピックでは初めて、大会期間中にトップ画面を「オリンピックバージョン」に変更。競技結果や獲得メダル数、日本選手の活躍、それに放送予定などを簡単にご覧いただける。
一、また、新たな試みとして、テレビのネットサービスに対応した受信機で、ハイビジョン画質の動画を提供する。無料でその日のハイライトや競技のダイジェストなどがお楽しみいただける。パソコン向けのオリンピックサイトでは、競技結果や見どころ、選手のプロフィールなどの豊富なコンテンツを掲載予定。
(全文は2012/6/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)