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4月クールの視聴率は混戦模様で抜け出すことを期待=4月はタイム・スポット合計123・3%-テ朝日早河社長、一般紙会見で現況等語る
投稿日時: 06/06

 テレビ朝日の早河洋社長は5月29日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。

 一、4月クールの平均視聴率は、昨日まで4区分でトップをキープしている。しかし、数字を良く見ると、全日、ゴールデンは2位局とわずかな差で混戦模様ともいえる。今週から「2014FIFAワールドカップブラジル アジア地区最終予選」が始まるので、この3試合を軸に今の流れを持続できるよう戦っていきたい。日本テレビ、フジテレビは強いが、当社はあくまでチャレンジャーなので、攻めることで混戦から抜け出すことを期待している。

 一、営業状況は、4月については、タイムが115・1%、スポットが131・1%、トータル123・3%となった。震災の反動増ということでマーケットの活況にも支えられた。地区シェアは0・9ポイントアップして21・6%で確定している。

 5月については、タイムが100%プラスアルファ、スポットが128%プラスアルファ、営業局トータルで113%プラスアルファで推移している。4月に続いて食品、輸送機器などといった業種の出稿が増収につながっている。また、新規の広告主とも言えるインターネット関連企業のGoogle、アマゾン、HULUなどの積極的出稿が目立ってきている。新しいこういう業態が着実に増えていることが、テレビ広告市場の活況にもつながっているのではないかと思っている。

(全文は2012/6/6発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)






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