文化放送は23日の取締役会で平成24年3月期決算と役員人事を内定、6月27日開催の定時株主総会に付議する。

　それによると、当期の経営成績は、売上高76億81百万円(前期比2・8%減)、営業損失7億85百万円、経常損失6億10百万円、当期純損失8億28百万円となった。1株当たり当期純損失は2173円70銭。1株当たり年間配当金は60円。

▽常務上口、新取橋本氏


　また、役員人事は常務に上口宏取締役営業局長が昇任、新任取締役に橋本実聖パウロ修道会サンパウロ宗務室長を内定した。小餅憲一常務、山口輝男取締役は退任する。

売上高の内訳は次の通り。単位百万円、カッコ内は前期比。

〈放送収入〉
4、439(93・7%)
▽タイム収入3、285(94・6%)
▽スポット収入1、154(91・3%)

〈制作収入〉1、920(106・5%)
▽番組制作収入1、262(97・4%)
▽事業企画収入658(129・8%)

〈番組販売収入〉530(95・1%)

〈不動産賃貸収入〉790(98・6%)。

（全文は2012/5/25発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)