WOWOWの和崎信哉社長は10日の記者会見で前期の総括と今期の対応などにつき要旨次のように語った。
一、2011年度は当社にとって大きな激動の年度であった。東日本大震災でスタートし、7月24日のアナログ放送の停波、完全デジタル化へ移行した。10月1日にはフルハイビジョン3チャンネルの放送をスタートした。
一、2011年度の純増は3万5861件、累計正味は254万7562件の数字に落ちついた。加入者は6年連続純増の流れと捉えているが、計画の数字の259万件強については、十分ではなく、厳しく反省しているのが総論である。
一、昨年10月から3チャンネルの展開をしてきたが、コンテンツについては、それなりの評価をいただいていると思っている。しかし、未加入の方に伝えられたかということについては不十分であった。2012年度はもう一度マーケティングの部分をゼロから見直す。
(全文は2012/5/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)