NHKの松本正之会長は1日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、まもなく東日本大震災発生から1年。震災の教訓を踏まえ、いかなる災害時にも国民の生命と財産を守るための放送機能の強化を重点施策と位置づけ、放送設備と体制の強化に向けた取り組みを進めている。首都直下地震などで放送センターが被災した場合のバックアップ系統の構築、東海・東南海・南海地震などの大規模地震に備えた整備を進める。平成25年度までに主要な整備を完了させるべく準備している。これまでも震災関連の放送については気をつけてきた。医師会からの話もあるので、一層慎重に気をつけようと考えており、今後も配慮していきたい。
(全文は2012/3/5発行の「連合通信放送映画速報」に掲載