電通は23日、「2011年(平成23年)日本の広告費」を発表した。
それによると、2011年(1月〜12月)の日本の総広告費は5兆7096億円で前年比97・7%となった。
総広告費は、2004年に景気回復基調とデジタル家電などの普及を背景に4年ぶりに増加した後、2005年(前年比102・9%)、2006年(101・7%)、2007年(101・1%)と増加を続けてきたが、2008年の米国金融危機に端を発した世界同時不況を背景に減少に転じ、2008年(95・3%)、2009年(88・5%)、2010年(98・7%)と連続して前年実績を下回った。
(全文は2012/2/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)