電通の石井直社長は4日の新年仕事始式で要旨次のように挨拶した。
一、2011年は、東日本大震災をはじめとして、世界が様々な試練に直面した1年だった。ひとつの時代の区切りや節目を感じさせる出来事が多く、世界が大きな転換点を迎えた1年として、人々の記憶に残る年となったと感じている。
一、私たちも数々の試練に直面したが、その一方で、電通グループのグローバルネットワークが持つポテンシャルを実感することができた1年だった。顧客の課題解決において、国や企業の垣根を越えたシナジーや成果も生まれ、昨年の12月には、電通マクギャリーボウエンが米広告専門誌「アドウィーク」の「AGENCY OF THE YEAR」(米国部門)に輝く、という大変うれしいニュースもアメリカからもたらされた。あらためて、電通グループはグローバルを舞台としたビジネスの中に身を置いている、ということを強く実感した1年となった。
(全文は2012/1/16発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)