総務省は18日、特別衛星放送に係る委託放送業務の認定申請受付を6月24日から7月23日まで受け付けることを決めた。
対象周波数は、BS第21チャンネル及び第23チャンネル、BS第7チャンネル(スロット番号43から48までの合計6スロットに限る)、BS第15チャンネル(スロット番号45のうち合計0・5スロットに限る)。
また、特別衛星放送に係る委託放送業務への参入希望者に対する説明会を29日午後2時から4時まで三田共用会議所講堂で開催。9月または10月頃に委託放送業務の認定を行う予定。
なお、総務省は、ワイヤレスブロードバンド向け周波数の確保のための方策を検討するため、ワイヤレスブロードバンドの今後の展望等について、5月14日から6月14日までの間、意見募集を行ったが、64件の意見が寄せられた。
主な意見提出者は、民放連、日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ東京、毎日放送、朝日放送、読売テレビ、関西テレビ、東海テレビ、中京テレビ、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、福岡放送、北海道放送、札幌テレビ、北海道文化放送、中国放送、広島テレビ、仙台放送、山陽放送、四国放送、西日本放送、山口放送、福島テレビ、テレビ静岡、福井テレビ、熊本県民テレビ、テレビ大分、テレビ宮崎、南日本放送、鹿児島テレビ、沖縄テレビ、NHKなど。
総務省では、「ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ」において、今後の検討の際に多くの意見を反映させるべく、意見募集対象項目に、今回寄せられた意見も加え、再意見募集を行う。
再意見募集対象項目は
1.ワイヤレスブロードバンドの今後の展望(2015年頃や2020年頃のワイヤレスブロードバンドのサービスイメージ、システムイメージ等)
2.ワイヤレスブロードバンドを実現するための課題(周波数の確保、国際標準化・研究開発の推進、利用環境の整備)
3.関連する国内外の動向と課題
4.意見募集において寄せられた意見に対する意見-など。再意見提出期限は7月2日午後5時まで。
(全文は2010/6/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)