総務省は9日の電波監理審議会に基幹放送普及計画及び基幹放送用周波数使用計画の各一部を変更する告示案について諮問したが、原案を適当とする旨の答申を受けた。
これは、NHKの地上デジタルテレビジョン放送の総合放送については、関東地域では関東広域圏(栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)及び県域放送として茨城県を放送対象地域として放送を行っているが、このうち、栃木県及び群馬県について、それぞれ県域放送の導入の要望が寄せられており、総務省が検討した結果、栃木県及び群馬県におけるNHKによる地域放送の充実の需要等を踏まえ、両県におけるNHKの県域放送を実施することが適当と判断したため、基幹放送普及計画及び基幹放送用周波数使用計画の各一部を変更するもの。
(全文は2011/12/12発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)