TBSラジオの加藤嘉一社長はじめ幹部は16日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽加藤嘉一社長=10月の首都圏個人聴取率調査の結果は、TBSラジオは前回8月との比較で0・1ポイント下降、全体平均1・4%で厳しい結果であると受け止めている。セッツイン・ユースも、前回との比較で0・4ポイント下降、6・8%と大変厳しい結果であった。AMとの比較で0・4ポイント下降、6・8%と大変厳しい結果であった。AM全体では50代以上、FM全体では20代から40代の低下が目立っている。震災後の上昇傾向が再び低落傾向に転じたとすれば、関東圏のラジオ業界にとって由々しき事態である。状況分析をしっかり行った上で、できる手立てを早急に講じていく。12月の調査では何としても盛り返さなければならない。
(全文は2011/11/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)