放送業界速報ニュース
開局20周年、完全デジタル化、全社変革運動=今期売上高予算51億5千万円で101・3%‐長野朝日菊地社長、現況と今後の対応など語る
投稿日時: 06/11

 長野朝日放送の菊地誠一社長は10日の記者懇談会で現況と今後の対応などにつき要旨次のように語った。

 一、今年はいろいろな意味で大事な年である。来年4月1日に開局20周年を迎える。また、来年7月24日の完全デジタル化に対する万全の備えを今年中に終わらせなければならない。そして、全社変革運動の2年目でラストイヤーとなる。良い成果を出すために全社一丸となって邁進したいと思っている。

 一、2009年度の決算は、予算に未達ながらある程度の成果を出せたと思う。売上高は50億85百万円で前年比96・6%、営業利益は2億14百万円で前年並を確保することができた。経常利益は1億82百万円で104・1%、当期純利益は75百万円で98・6%。長野の地区投下は前年比95・8%、そういう中で96・6%を確保することができた。これは、スポットが厳しい中で、タイムの売上げに注力した結果だ。営業利益を確保できた要因はコストコントロール。
売上高の4局シェアで当社は24・2、前年比0・2ポイント押し上げることができた。スポットのシェアは22・4でプラス0・3ポイント。

 一、2010年度のポイントは、1つはコストコントロールを継続すること。徹底して費用予算を削り込んで臨む。しかし、その中で、開局20周年期間を今年10月からスタートする。現在の自社制作番組2番組を3番組にすることにトライする。また、新しい事業分野に切り込んでいく。これらを成長戦略の柱として、縮小均衡にならずに戦略的に展開していく。

 一、2010年度は、売上高51億50百万円で前年比101・3%、営業費用は49億20百万円で100・4%、ローカルの売上高33億90百万円で101・9%の予算を組んでいる。4月、5月が確定したが、スポットについては4月が109・7%、5月が116・0%と高水準で推移している。

 一、2009年度の平均視聴率は、上期は全日、プライムが民放2位、下期は全日、プライムが民放3位。2010年度4月〜5月平均は、プライムが民放1位、全日、ゴールデンが民放2位となっている。

(全文は2010/6/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)







放送業界速報ニュース

連合通信サイト内検索
  • 速報
  • 放送業界速報ニュース
  • 映画業界速報ニュース
  • 音楽業界速報ニュース
  • その他
  • 連合通信社について
  • 「月刊連合通信」最新号
  • 連合通信社について
  • 刊行物案内・購読申込
  • 連合通信社ホーム
連合通信:放送映画速報
連合通信:放送映画速報
詳細・購読申込み
連合通信:レコード速報
連合通信:レコード速報
詳細・購読申込み
芸能手帳
芸能手帳「芸能界紳士録」
芸能紳士録 “青本”の愛称で知られる芸能手帳「2013 芸能界紳士録」(税込9,450円)が好評発売中です。主な収録内容は、映画(邦画・洋画)、演劇、興行、放送局、レコード会社、ビデオソフトメーカー、映画・テレビ番組製作会社、音楽出版社・原盤制作会社、広告代理店、芸能記者、関連団体、プロダクション等を網羅。就活にも役立つエンタメ業界企業人名録の決定版、“青本"を是非ともご活用下さい!ご購入はこちら
芸能手帳「タレント名簿録」
タレント名簿録 「エンタメ業界のバイブル。テレビ等でお馴染みの“赤本”こと芸能手帳「タレント名簿録 VOL.47('12〜'13)」(税込9,450円)が好評発売中です。今、活躍中の俳優・タレント・歌手などを網羅し、2012〜2013年版は掲載者数も大幅に増加し、個人編に「文化人」、「作詞家・作曲家・編曲家」を設けてより使い易くなりました。」 ご購入はこちら