デジタル放送推進協会(Dpa)は1日、京王プラザホテルで「山手線デジタル放送トレイン」の記者発表を行った。
会場では石田昭彦Dpa普及事業部門長、森田高総務大臣政務官、広瀬道貞民放連会長、小野直路NHK副会長、清野智東日本旅客鉄道社長らが挨拶した。
Dpa・デジサポは地上デジタル放送国民運動のひとつとして「声かけ」活動を行っており、5月24日から日本全国で「ラストスパート声かけ地デジ化大作戦」を展開している。7月24日のアナログ放送終了まで残り23日となり、東京・南関東の「声かけ」の中核を担う「山手線デジタル放送トレイン」をスタートした。
山手線デジタル放送トレインは、山手線3編成の車体と車内の広告スペース全てを使い、1・2号車はNHK、3号車にはDpa・デジサポ、4号車は日本テレビ、5号車はテレビ朝日、6号車はTBSテレビ、7号車はテレビ東京、8号車はフジテレビ、9・10・11号車はBS各社が使用し、「7月24日アナログ放送終了」と「さあ、テレビ新時代」をPRするものとなっている。各車両にあるトレインチャンネルでは、各局とDpa・デジサポが制作した映像が繰り返し放送され、PRの効果をあげる。期間は7月1日〜17日。
(全文は2011/07/04発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)