フジテレビの日枝久会長、豊田皓社長は23日の拡大局長会で要旨次のように言及した。
▽日枝久会長=29日は株主総会。今年は半期を終え後半になるが、業績は大変良い成果で素晴らしいと思う。大震災ではフジテレビは先行して取材・報道してきたが、初動で全体の危機管理、放送業務、被災地域のネット局へのフォローを含めて良くできていた。このような経験はないと思うが、いろいろな意味で教訓になり、良い経験になった。放送を通じてネットと共同で被災情報を出すことができた。世界に発信することもできた。放送とネットのコラボレーションが今後のメディア状況を示していると思う。ネットは敵ではなく巻き込んでいくもの。それが今後の在り方と思う。
▽豊田皓社長=決算は努力の結果、単体、連結とも好成績を残せた。視聴率も7年3冠。誇るべき成績であり、株主総会は正々堂々と対応していく。
(全文は2011/06/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)