TBSの石原俊爾社長は6月9日から11日まで上海テレビ祭出席のため上海を訪問し、上海のメディアの首脳とあいついで会談し各メディアとの関係強化に合意した。
SMG(上海メディアグループ)の黎瑞剛総裁との会談では、2008年に交わしたTBSとSMGとの協力協定を基礎に一層の協力関係を進めることに合意。「JIN」の購入やTBSドラマのリメイク、バラエティ番組のフォーマットなど具体的検討を進める。また石原社長はSMGの上部組織のSMEG(上海文化広播電影集団)の薜沛建総裁とも会談、人材育成のためSMG社員の短期研修を受け入れることでも合意。TBSはアジア戦略の一環として1970年代からSMGの前身である上海電視台との交流関係を続けてきた。今回のトップ外交で新たな時代に向けた協力関係を強化した。
(全文は2011/06/17発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)