ニッポン放送の村山創太郎社長は8日の記者会見で現況と1日付人事に関連、要旨次のように語った。
一、決算は社員は努力してくれているが、残念だが2期連続の赤字という結果、厳粛に受けとめている。一方で物販収入は着実に収益をあげており、放送外をあげていく。第1四半期は落ち込みはあったが、5月はよくなっている。
一、6月1日付の組織人事は発令は69件。目的は、聴取率アップ、収益のアップだが、今後のラジオの在り方、方向を見据えた組織・人事で、人材育成も大きなテーマだ。コンテンツ制作力の強化、収益の安定化、新たな収益の確保、新しいメディアへの対応と推進など。従来の本部制を廃止し担当役員制とし、権限を委譲し、責任を持ちスピーディな対応を行う。
(全文は2011/06/10発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)