放送業界速報ニュース
今期は営業損益赤字予想も番組制作費増=中期経営計画はコンテンツ強化など3本柱−TXHD島田社長、決算説明会で語る
投稿日時: 05/18

 テレビ東京ホールディングスは16日に2011年3月期決算説明会を開催したが、席上、島田昌幸社長は要旨次のように語った。
一、2011年度の業績予想は、震災の影響は上期に織り込んでいる。下期については見通しがつきにくいということで、今年3月はじめに業績の見通しを立てた数字そのものなっている。
一、2011年度はオリンピック、ワールドカップもないということで、その分だけ減収の年になるということだが、上期には震災の影響が相当程度出る。一方で、BSジャパンとテレビ東京ブロードバンドの1年分の売上げが入る。
一、連結の売上高は1083億31百万円。地上波放送は4・1%減の881億76百万円。テレビ東京の子会社については放送周辺事業ということになるが、3・6%減の316億92百万円。一方、BSジャパンについては、ここ2年ほど媒体価値が非常に高まっており、71億50百万円。テレビ東京ブロードバンドについては25億80百万円を見込んでいる。
一、例年、売上げが減った分だけ番組制作費を落として計上するが、今年の場合は、地上波放送の番組制作費を335億円とした。2010年度に比較すると実質14億円の増加になる。
一、7月からアナログ停波、完全デジタル化移行ということで、コンテンツ制作力を強化するために、赤字になってもある程度の制作費を投入する。BSジャパンについては増収の見込みで、制作費は8億53百万円上乗せして33億92百万円。BS各社との競争が熾烈になっており、ここで有利性を確保したい。この結果、2011年度の営業損益は5億16百万円の赤字を予想している。

(全文は2011/05/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)







放送業界速報ニュース

連合通信サイト内検索
  • 速報
  • 放送業界速報ニュース
  • 映画業界速報ニュース
  • 音楽業界速報ニュース
  • その他
  • 連合通信社について
  • 「月刊連合通信」最新号
  • 連合通信社について
  • 刊行物案内・購読申込
  • 連合通信社ホーム
連合通信:放送映画速報
連合通信:放送映画速報
詳細・購読申込み
連合通信:レコード速報
連合通信:レコード速報
詳細・購読申込み
芸能手帳
芸能手帳「芸能界紳士録」
芸能紳士録 “青本”の愛称で知られる芸能手帳「2013 芸能界紳士録」(税込9,450円)が好評発売中です。主な収録内容は、映画(邦画・洋画)、演劇、興行、放送局、レコード会社、ビデオソフトメーカー、映画・テレビ番組製作会社、音楽出版社・原盤制作会社、広告代理店、芸能記者、関連団体、プロダクション等を網羅。就活にも役立つエンタメ業界企業人名録の決定版、“青本"を是非ともご活用下さい!ご購入はこちら
芸能手帳「タレント名簿録」
タレント名簿録 「エンタメ業界のバイブル。テレビ等でお馴染みの“赤本”こと芸能手帳「タレント名簿録 VOL.47('12〜'13)」(税込9,450円)が好評発売中です。今、活躍中の俳優・タレント・歌手などを網羅し、2012〜2013年版は掲載者数も大幅に増加し、個人編に「文化人」、「作詞家・作曲家・編曲家」を設けてより使い易くなりました。」 ご購入はこちら